「せんだいこども食堂」について
せんだいこども食堂は、2016年1月、3人の仲間で「仙台でもこども食堂をはじめよう」と発足しました。
活動の主旨に賛同する仲間が15人ほど集まり、食を通してこどもたちのいのちを守り育む活動として、2016年4月3日、仙台ではじめてのこども食堂がスタートしました。そして仙台市内3か所(青葉区五橋・宮城野区幸町・若林区荒井)で開催し、2020年には任意団体からNPO法人になりました。
心もおなかもいっぱいに ~いっしょにおいしいごはんをたべよう
こども食堂は、こどもの居場所の1つ、こどもがひとりでも安心して来られる食堂です。
大人が腕によりをかけて、おいしくって、あたたかい「ごはん」をこどもたちのために作っています。
こどもたちは、バランスのとれた食事を無料で食べることができ、思い思いにゆっくり時間を過ごすことができます。また、たくさんのこどもと大人が集っているので、こどもたちが多様な価値観に出会える・家庭や学校とは異なる体験ができる場所にもなっています。
みんなで食べて、交流して、「私」が大切にされていることを、実感し、たくさんの人との関わりの中で、こどもたちは「自尊感情」を育みます。
一人でも多くの方と一緒に、活動を続けたい
私たちは、一人でも多くの方に「地域の子供たちへ関心を寄せていただきたい」と願っています。
こども食堂は、困難を抱えている子供たちだけが利用している食堂ではありません。「せんだいこども食堂」は、貧困や困難を抱えている・いないに関わらず、子供と保護者の方に利用していただいています。
それはなぜかと言うと、東日本大震災を経験し、平時から「顔の見えるつながり」を築いておくことの大切を学んだからです。いつ誰が困難に遭遇するかわかりません。そんな時にこども食堂を思い出して、来てもらえたらと思います。
そして、より多くの地域の皆さんと一緒に活動を続けていきたいと考えています。
現場で子供たちに関わっていただくのもよし、パソコンなどの事務スキルを活かして、事務局ボランティアとして関わっていただくもよし。皆さんのお力を発揮する場として、ぜひ「こども食堂」に参加いただき、子供たちへ寄り添っていただけたらと思います。
活動場所
コロナ中はこども食堂を休止していましたが、2023年10月に再開しました。月1回、五橋駅前の「仙台レインボーハウス」でこども食堂を開催しています。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
仙台レインボーハウス(あしなが育成会)
仙台レインボーハウスには駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。
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開催日:月1回
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参加日:こども無料、大人300円
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対象 :0歳から18歳のこどもとその保護者
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予約 :要予約
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住所 :〒980-0022 仙台市青葉区五橋2−1−15
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交通 :五橋駅から徒歩1分、仙台駅から徒歩14分
運営団体
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団体名 :特定非営利活動法人 せんだいこども食堂
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代表者 :山城 秋美、倉澤 範子
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活動目的 :地域のこどもと保護者に対し、食事と団らんを提供する地域の居場所づくりを通して、多様なつながりの中から成長を育み、安心して暮らせる地域社会の実現を目指す。
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法人設立日:2020年09月11日
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法人番号 :4370005010169
メディア掲載
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2020/7 「命をまもる せんだいこども食堂」(みんなのテレビ)
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2020/3/17「Children's cafeterias using COVID-19 crisis to consolidate community」(共同通信)
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2020/3/05 「一人親家庭に食料支援8日から せんだいこども食堂など 」(河北新報)
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2019/9/22「大鍋が空っぽに!子どもたちが大好きな秋の風物詩「芋煮汁」をみんなで囲もう」(毎日新聞)
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2016/6/25「楽しい時 多くの子に」(河北新報)
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2016/6/10「心も満たす「子ども食堂」県内でも広まり」(朝日新聞)
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2016/5/23「こども食堂広がる輪」(読売新聞)
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2016/3/23「夕食無料 心も満たして」(河北新報)ほか